検索/スマートなインタフェース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050517-00000028-imp-sci
ということで、Windows でもデスクトップ検索がリリースされたようで…
ちょっとだけいじってみたのですけれどユーザインタフェースは普通のWeb検索とほとんど変わらないように見えますね。
これはWeb検索に慣れたユーザにとっては都合がいいものなのかもしれませぬ。
それに対して、今回の Tiger の場合は、Spotlight という検索エンジン部分だけでなく、各アプリケーションでも独自のインタフェースを提供しているところが特徴と言えば特徴かもしれない。例えば Mail での スマートメールボックスや Finder でのスマートフォルダなどで、これは検索条件を保存して仮想的なフォルダに見せかけるもの。先に言及した SqueakBasket の提案書であげていた「クエリフォルダ」も同じアイデアです(その根っこを辿ればメールで言えば Wanderlust でのフォルダに行き着くのかもしれませんが)。
ただし、実際に使ってみれば複合条件の指定などには今のTigerでのインタフェースでも十分でなく、この辺りは工夫のしどころではないかと思ってます(Spotlight 自体は複雑な複合条件を受け付けるようなのでターミナルからの mdfind コマンドや、上記のスマートフォルダの検索式を後からエディタを使って書き換えればできるのでしょうが)。今回の Basket の場合は、「ベン図」のようなインタフェースを用意してみてはどうかとも考えてるところ。これはアランさんが言ってたこととも繋がることなのだろうか?