Mac OS Xで Nihongo7 をブラウザプラグインで動かすことについてのあれこれ

以下の手順でイメージファイルを入れ替えるとMac OS XでもNihongo7のイメージをWebブラウザプラグイン上で動かすことができます。

  1. http://www.squeakland.org のダウンロードページから Squeakland-10.x.x.dmg をダウンロード
  2. 上記ファイルをマウントし、Double-Click-To-Install.command を実行する
  3. /Applications (もしくはアプリケーション) フォルダに SqueakLand としてインストールされる
  4. http://www.squeakland.jp のダウンロードページの内、開発者版のページから eToys ユーザ用プラグインイメージ (SqueakPluginNihongo7.zip) をダウンロードする
  5. 上記ファイルを解凍すると SqueakPlugin.image が出来るがこれを先に /Applications にインストールしたフォルダの中の以下のものに上書きコピーする。具体的なパスは次の通り。/Applications/SqueakLand/Squeak/Internet/SqueakPlugin.image

しかし、残念ながらMacOSX版のブラウザプラグインでは、以下のような問題が見られました。

前者の問題はどうやらブラウザ側でのプラグインインタフェースの実装に関わる部分でありSqueakに限った話ではないようです。根が深そうなのですぐの対処は難しそうで、FireFox やブラウザプラグインプログラミングに知見のある方のアドバイスをいただければと思います。
後者の問題も根本的にはブラウザ側の実装に関わるところで、ブラウザがプラグインとのやりとりにShiftJISを用いているためだろうと推測してますが、こちらについてはイメージ側のプログラムをいじることですぐに対処できそうです。
その一つとして考えられるのは、「ブラウザプラグインとして動いてる時は、入力文字コードをShiftJISとみなそう」というちょっとアドホックなアプローチであります。ここで問題は、今アプリケーションのVMで動いてるのかプラグインVMで動いてるのかをどうやって判断するかですが、以下の式を評価するとブラウザプラグインでは embed タグの引数を返しますが、アプリケーションの場合、nil が返ってくるという違いがあります。
SmalltalkImage current getSystemAttribute: 3
これを使えば切り分けができる!!
と思ったのですが、ふと冷静になると別な解(様々なレベルで)もありそうで、この辺り、他の方々のアイデアや意見が欲しいところです。
一応、アドホックなパッチについては、Squeak-ja ML に流しますです。